「せいせいするほど、愛してる」

最初はタッキーの久しぶりの連ドラ!しかも恋愛もの!しかも相手は武井咲ちゃん!ってことで美男美女が美しく恋愛してくれることを期待して見始めたのだけど、いつの間にか見所がエアギターとジミーチュウになっていた、そんなドラマでした。ジミーチュウ優しいし強引さもあるし本当にいい男…。でも女の趣味が悪いというか見る目がなさすぎるのが唯一の難点かと。

原作未読ですが、さすが北川みゆき先生って感じのお話だなとは思ったなぁ。ヒロインがなんだかんだで全く冷静じゃないところとかね。ちゃんとした恋愛ものとして見るのではなく、マンガだし、ネタとしてこの昼ドラ感を楽しんでしまえばいいんだと思います。しかし副社長の趣味がエアギターっていうのと宮澤の勤務先がジミーチュウっていう設定は原作にはないんだよね?ドラマ化にあたりこの2つの設定を入れた人ほんとグッジョブだわー。

とにかく!この夏最強の当て馬ジミーチュウをありがとう!っていうのと、エアギターと正妻のキレっぷりのおもしろさに乾杯!っていう感想に尽きてしまうのだけど、この一見ラブストーリーと見せかけて実はかなりのネタドラマを、おそらく製作する側も楽しんで作ってたんじゃなかろうかとそんな気がしました。でもタッキーにはもっとテレビドラマに出て、今度こそちゃんとした恋愛ものをやってほしいなという希望は捨てない。